1806年(文化3年)、福井県永平寺町で酒造りを始めました。 「目が届く、手が届く、心が届く」 米作り、酒造りをモットーに生産量は追わず、 田んぼ、米の特性を見極め、 それぞれの米に合った酒造りを大切にしています。
永平寺の自然。大地、水、そして風土。
一粒ひとつぶにその全てが凝縮された私たちの米。
雪に蓋をされ深い眠りについた田が春の訪れとおもに目を覚まし耕され、
清冽な水が引かれ、新たな命が植えられる。
永平寺白龍の酒造りはここから始まる。
目が届くということは、米から作るということ。
手が届くということは、自ら丹精込めて米を育てるということ。
心が届くということは、天候により毎年変わる米の生い立ちを知りその繊細な素性を見極め、匠の技でその年の米が持つ素晴らしい個性を最大限に引き出すということ。
それは、土にまみれ、自然と対話してきた者だけに与えられる特権。
米に命のドラマがあるように、酒にも命がある。
命のドラマは営々と繰り返されるが、その表情は毎年違う。
一年一年、唯一無二だ。
そこにこそ、期待と感動がある。
この小さな宝石のような永平寺の大地の雫をふるさとに、日本全国に、そして世界の日本酒を愛する人々に届ける。
深い味わいの向こう側に、この命の水を育んだ美しい風土が見えるような盃を重ねる度に、どうしても一度は訪れたいと思ってもらえるような米と生きる郷酒蔵こそが、私たち永平寺白龍です。
6代目蔵元、吉田智彦のこの念いは、永平寺テロワールの原点です。
この念いを胸に抱いて、お客様にお喜びいただき、盃の向こうに永平寺白龍の酒蔵、圃場が広がる風景を想ってもらい、訪ねて頂けるように邁進してまいります。
𠮷田酒造の唯一最大の財産は、𠮷田酒造を支えてくれる社員です。
弊社は、社員を育て、社員とともに歩み、社員とともに喜びを分かち合う会社です。
ともに、理念と価値観を共有し、社員一丸となって目的とヴィジョンを達成し、
喜びを分かち合える企業を目指します。
永平寺の水・米・土・人で醸した𠮷田酒造ならではの郷酒を継承し、
高品質・高品格な酒造りを通して。